こんにちは。昨夜の雪が日陰に残り、吹き荒れる筑波おろしの中、今日もサイクリングへ出掛けましたよ。
いつものようにグーグル地図を眺めていたら、茨城県石岡市に常陸風土記の丘という古代集落復元施設を発見。ちょっち行ってみますか、自転車で。
ルートは適当。筑波山麓と常磐道の間を走ればそのうち着くでしょ。迷いそうになったらiPhoneアプリの地図で確認。グラベルは迂回、ダンプカーがビュンビュン走る狭路も避けたい。交通量少ない農道を選んでいくと…
雪がっ!
これくらいはまだマシなほう。ロードバイクでもへっちゃらです。
ほぼ真東から見る筑波山
いつもと違うアングルが新鮮です。
今日はアップダウンが激しい。ほとんど登ってるか下ってるかどっちかです。そして、本日最大斜度の登り坂にさしかかりました。いや、急坂があるって分かってたら避けたんですがね。2km進むうちに58m登坂。フロントディレイラーをインナーチェーンリングへ、リヤも最大ギアでひたすら漕ぐだけ。頂上に達したあとは一転して急降下ダウンヒル。フロントをアウターにチェンジして全力でペダルを回しながら矢継ぎ早にシフトアップ。これ以上速く漕げないと思う前にボトムに達し、また緩やかな登りで最高速チャレンジ終了。CyclemeterのGPS速度計は56km/hを記録。実際はサイコン付けてないから分かりませんが60は出てる筈です。
33kmを約2時間かかって到着。迷いまくり&登りまくりだったからなー
古代集落復元エリアは有料ですかそうですか。
展望広場にある石のモニュメント
ストーンヘンジ的な何かでしょうか。と思ってぐるっと回ってみました。
ど、道祖神様でしたかっ!
有料エリアは次の機会にとっといて、さて帰ろう。来た道は戻らずに南よりの農道をチョイス。常磐道を越えて国道6号に出る前に国道と並行する道を見つけました。旧国道かな?しばらく走ると本陣跡の案内がありました。嗚呼、これが水戸街道ですね。江戸の見附跡をフルコンプしたこともあるブロガーのランドスケープ魂が緊急発動。なんて大げさなものでなく、水戸街道をトレースしようと思っただけです。そしてそれを実行。
街道は3.5kmで国道6号に合流。2kmで再び国道と分かれて・・また合流?いや違うな。国道で南北に分断されている。なんとかアンダーパスを見つけて南へ。うーん山側の道筋の続きにしては真っすぐ過ぎるか。などと考えながら道路を渡るために一旦停止したところで、クリートを外し忘れてるのに気づいた。受け身を取る間もなく立ちゴケ。路側帯が広かったのは不幸中の幸い。人間は右足首を少々擦りむいただけで済んだが、相棒のほうはハンドルエンドに傷がついた。
気を取り直して水戸街道の続き。プチ坂を登ったら一里塚がありました。
両側とも現存してるとか素晴らしい保存状態ですよ。
この辺は松並木も残っており、江戸時代の旅愁を思わせる大変ステキな街道筋でありまする。結構アップダウン多いんでゆったりサイクリングには不向きですけど、ロードバイクならトレーニングに好いかもしれません。
ちなみに最後のリンリンロードが最強に過酷でした。筑波おろしと真っ向勝負で。それではみなさんも常陸路サイクリングで古代ロマンを感じてください。
アデュー!