かごぼん具'

おでかけにっき

NACK5スタジアム

Jリーグの観戦チケットを貰ったので、ちょっと行ってきた。

試合開始40分前に到着。

自由席は既に無し。空いてるように見える席にもタオルや水筒が置いてある。立ち見席も素人目には無いように見えたが、スタッフさんは二列目にまだ余裕があると仰る。あんな狭いところにぎゅうぎゅうに押し込まれて観るのは無理。スタンド席の右端が何故か空いているが、団体さんのリザーブ席だろうか。立ち見禁止エリアにも人が鈴なりに居る。スピーカーマイクを持ったスタッフが移動を促している。けれども、空いたスペースに次々と人がなだれ込んできて効果なし。これは明らかに席数以上のチケットを販売している。でなければ一人で複数席を確保しているかだろう。タダ券で入場してるので不満はない。そりゃそうだろうという感想。まぁ座って観たかったら3時間前に来るか、指定席購入するしかないな。

試合開始後にメインスタンド側を通って対岸のオレンジエリアへ行ってみた。

先刻まで居たスタンドの青紫とオレンジの間が矢張り空席だ。これはもしかして観客同士で揉めないために運営が設けた緩衝帯か?乗車率100%以上なんだから開放してくれてもいいのに。こちらはフィールドは見やすいが、応援歌や銅鑼の音が大きすぎる。向こうはフィールドはほとんど見えないが比較的静か。サッカーの試合なんてどうせ観ても判らないのだから、滞在するなら向こうのほうがいいか。今度は低いスタンド側を通って行こうとした。電子チケットを見せて5、6歩進んだところで係員に呼び止められた。「お客様のチケットはなんちゃらゾーンで、ここはなんちゃらゾーンで、それだと赫々然々で」周りが煩くてよく聞き取れなかった。ここから先は入れないということですか?抗う気はない。踵を返して、そのままスタジアムを出た。再入場券を受け取ったが、戻る気は無かった。

理由は3つある。座れない、というのが最も大きい。2番目は、服装の選択を誤ってきてしまい暑くて日なたに居たくない。1枚余計だった。まさか10月末で20℃以上になるなんて地球温暖化は深刻。3番目は、この人数が一気に帰る光景を想像したら、終盤まで居るのはあまり賢い選択ではない。できる限り早めに帰って身体とココロを休ませなければいけない。空気を読まずにアウェーな場所に来てしまって*1精神的負担が大きすぎた。

*1:リーグ終盤戦でJ2残留が掛かっているゲームにおいてチームのファンどころかサッカーファンでもない人間が社会見学目的で来てるのは真剣にプレーしてる選手や応援してる人達に失礼かなと。タダでも1ミリも興味がないイベントは矢張り来るべきでは無かった。しかしながら、どんな時でも一見さんにも魅力を感じてもらえないコンテンツは将来的にどうかな、とも思う。わたしが偏屈なだけかもしれないが。

渋沢栄一記念館

埼玉県深谷市にある渋沢栄一記念館へ行ってきた。カブで。

日本経済の父、渋沢栄一の功績を讃えるための資料館。見学無料、ただし写真撮影一切禁止。渋沢栄一は来年度発行予定の新一万円札の肖像に採用される。一万円札の顔が変わるのは40年ぶり。実は渋沢栄一の肖像は昔、採用される寸前までいったことがある。3コ前の千円紙幣である伊藤博文と競合したが、当時の偽造防止技術では、髭の無い渋沢の顔より髭のある伊藤博文が適している理由で落選した経緯がある。記念館2階は、2021年のNHK大河ドラマ「青天を撞け」の特別コーナーと渋沢栄一アンドロイド講義のアトラクション。しかし、アンドロイドは事前予約必須で自由席無し。残念。

建物の裏側に高さ5mの立像がある。館内は人でいっぱいなのに、何故か此処は誰も居なかった。


故郷の血洗島を見渡す渋沢先生

1km程離れたとこにある旧渋沢邸「中の家」も見学。見学無料、写真撮影OK

「中の家」は屋号である。屋号とは?大昔、庶民は名字が無かったので、名字の代わりに屋号を使っていた。旧渋沢邸は漆喰の屋根瓦に養蚕農家特有のデザイン。縁側にガラス張りの木戸があててある。

現在の家屋は明治28年に建てられたもの。栄一の妹のていが婿をとって家を継ぎ、孫の代まで使用された。その後、学校法人青淵塾渋沢国際学園の学校施設として使用され、法人解散後は深谷市に帰属され、今に至る。2階からは屋根の梁構造も見られる。こちらの目玉は、渋沢栄一80歳のアンドロイド。記念館のと違い見放題。身振り手振りをまじえて元気に喋っていた。庭には大きな池があり、錦鯉が優雅に泳いでいた。地元の名士の生家に恥じぬ立派な庭であろ。

初秋の荒川CRをモスモス

南のほうへ行ってきた。

前略、ノンストップで40km走行。スカイツリーがかなり近くなってきた。場所はほぼ隅田水門

Garmin Edgeのチャレンジプログラムに40kmのタイムがある。更新できるかなと思って。この時点では更新できたかどうか判らなかった。

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残暑の荒川CRをモスモス

北のほうへ行ってみた。

荒川CRと言っても公式名称はいろいろあって、さいたま市以北は「さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道」「県央ふれあいんぐロード」辺りを引っくるめた呼称ではないかと思う。今日は「川島こども動物自然公園自転車道(以下比企CR*1 )」を目指してみた。西遊馬から荒川左岸CRに出て、上江橋(R16BP)の途中から中洲に下りようと思ったら全面通行止めで橋を往復しただけ。そのまま左岸を北上し、太郎右衛門橋で対岸に渡った。圏央道の下をくぐって4km位で、比企CRと荒川CRの分岐がある。直進。2つ目の交差点を渡ると案内板があった。

ところが堤防沿いに1km程で未舗装になってUターン。雲が切れて日が照ってきたので本格的に暑くならないうちに帰路についた。あとで地図を確認して判ったが、案内板の左側に比企CRへ入る道があったようだ。薮しかなかった気がする。次回の課題にしよう。

それにしても、猛暑が1ヶ月続いたあとの真夏日が快適に感じるとは、人間の順応力はすごい。

*1:埼玉県公式が川島こども動物自然公園自転車道線を比企サイクリングロードと呼称している。