かごぼん具'

おでかけにっき

リハビリ2

県道356号林道温泉線の最高所まで登ってきた。

この場所で標高237m。砺波平野が一望できる隠れビュースポット。

復路は自然地形がほぼ下りだったので気持ちよく快走していたところ、突如ローディーに音もなくぶち抜かれた。よせばいいのに全力で漕いで追いつこうとした。サイコンを見ると40を超えていたが、差は拡がるばかりで諦めてペースダウン。いったいローディーとわたしは何が違うのだろう。

ところで、林道温泉とは?

かつてこの地にあった温泉。開湯は室町時代と古く、善徳寺を開いた蓮如により発見されたと伝わる由緒正しい歴史ある温泉。泉質は富山県では珍しい炭酸泉。全盛期は『林道温泉観光荘』『加賀屋』『酒池観光ホテル』の3軒の温泉旅館が存在。今はすべて閉業してしまい廃湯となった。20年ほど前に観光荘の温泉に入ったことがあるが、湯船に浸かっていると細かい気泡が無数に肌につくありがたい温泉だった。ただし、源泉は10.5℃の冷鉱泉のため、薪をくべて加温していた。

加賀屋へ通じる道の跡

同看板

観光荘

建屋は現存しているが、営業はしておらず、民家と化している模様

酒池観光ホテルは火災で全焼していて跡形もない。1974年頃の空撮写真では3軒とも写っている。

左から、加賀屋、観光荘、酒池観光ホテル