北のほうへ行ってきた。
前略、こちらは大間見晴らしの丘公園。
昭和22年のカスリーン台風による大雨でこの場所が決壊した。堤防を復旧した場所に作られた公園。富士山はあいにく見えなかった。はい次
武蔵水路沿いに黙々と北上。額田排水機場からさきたま古墳公園の前までは歩行者自転車専用道。そっから北は車道になるが、車のメインルートは右岸のほうなので、左岸を走る限りストレスフリーは変わらない。行田市富士見町付近で車のメインルートが左岸へ変わるため、入れ替わりに右岸へ。白鳥田伏越で第一の試練。ここでまた左岸へ移らなければならないが、間に秩父鉄道の踏切がある。踏切を渡ったら間髪入れず車列の間を縫って右折。往路はタイミングよく出来たが復路は曲がれず暫く車道走行した。上星川伏越で第二の試練。星川水門と上星川と見沼代用水路の伏越が次々に現れるうえに右岸へも移らなければならない。上星川に架かる橋は車道と歩行者専用道(幅50cm)しか設けられておらず、自転車は否応無しに車道を走り橋を渡って直ぐ側道へ入り100mでまた右岸へと目まぐるしい武蔵水路CR最大の難関を初見でクリアー。あとは緑のヘルシーロード沿いに利根大堰まで一直線。
利根大堰
利根川に設けられた堰。目的は潅漑用水などへの取水のため。対岸は群馬県。
利根大堰の側道は幅員1mぐらいしかなく、前から自転車が来たら詰む。スポーツバイクは迷わず車道一択。背後の車の殺気が痛い。いちおう3km程下流にR122の昭和橋があるが、自転車だと結構遠回りになる。土地勘も無いし。ちなみに上流は10km以上先の刀水橋(R407)になる。
群馬県側は県道20号を道なりに進む。広い歩道に自転車レーンがあったので利用。それも工業団地を過ぎたらなくなり、車道を走る。邑楽町役場入口の交差点を右折して約2kmで多々良沼公園に着いた。
多々良沼からの男体山方面
多々良沼とは?
利根川と渡良瀬川の間の低地に点在する自然湖沼のひとつ。冬は白鳥が羽を休めに来るらしい。
弁財天島から公園側
トイレ前の自販機で水補充。今日はボトル2本(1330cc)に水道水詰めて持っていき、ここでミネラルウォーター600cc注ぎ足したが、帰宅して200ccしか残ってなかった。差引き1730cc消費。
復路は独立行政法人水資源機構 利根導水総合管理所の北側にあるパネルで利根導水の概要を学習した。
ボタンを押すとガイド音声が流れる仕掛け。要約すると、北関東のダムで貯水して、利根大堰で取水して、埼玉県及び東京都の灌漑用水、飲料水、工業用水に利用。昔は各用水路勝手に取水していたが、1968年に見沼代用水を取水していたこの場所に集約された。
社会科見学案内図
「大堰自然の観察室(魚道)」がかなり気になったが、堤防を昇り降りして体力消耗するのを考えてやめといた。
取水口(南側)
沈砂池と大分水工
でかいのは埼玉用水路、武蔵水路、見沼代用水路の3分割。両脇に邑楽用水路と行田水路の取水口がある。
全景
復路は順風に背中を押されて2ストップで走破。春の100kmライド完遂!
満足した。