かごぼん具'

おでかけにっき

車のスピーカーを交換した。

いまの車に乗り始めた当初から純正スピーカーが低音スカスカ、中音モヤモヤ、高音全く聞こえないの三拍子揃った冴えない音だったが、高音聴こえないのは加齢の所為だろうし特に交換せんでもいっかと思い、イコライザで誤魔化して早3年3ヶ月経過。やっぱり交換したくなった。オーディオは上を見るとキリがないので予算決めてその範囲で買えるものを選考。デッドニングとかよく分からんから、ポン付けで済むのがいい。とある高級カーオーディオメーカーからポン付け専用の車種別専用設計スピーカーセットが出てたのでそれにした。消費税のおかげで予算上限を超えてしまったが。


ドアの内張りの外し方はインターネットで検索すると、親切な方々が写真入りで解説しているブログやホームページが幾らでも出てきて悩むことは無かった。用意した工具はプラスドライバーが長い柄と短い柄の2本、マイナスの精密ドライバー、ラジオペンチ、期限切れのクレジットカード、不要になったテレホンカードっぽいカード、タイラップ2本。すべて手持ちで足りた。

最も簡単そうな助手席側ツィーターから始めた。

テレホンカードをカバー角の隙間に差し込んでこじ開ける。

純正ツィーターを短い柄のプラスドライバーで外す。ふつうの長い柄だとフロントガラスが邪魔で作業できないから。

新しいツィーターを純正コネクタと接続したところ

ツィーター左右で30分もかからなかった。

フロントドアの内張りは2ヶ所のネジを外す。

次に前側の縁にクレジットカードを差し込んで隙間を作り指を引っかけ、力任せに引っ張る。

内側のスナップフィットが1ヶ所外れたらその隣を引っ張って外すの繰り返し。つま先でドアを押さえるとやりやすい。

スナップフィットが全部外れたら内張りは上で引っかけてあるだけなので持ち上げれば外せる。
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しかし、パワーウインドウのコネクタが外せなかったため、付けたまま作業

内張りが宙ぶらりん

新旧比較

新しいスピーカーがエンクロージャ一体型で重いため純正のクリップでは強度が不安。そこでメーカーさんが強化クリップを同梱してくれた。青いのがそれ。

指を怪我してるのは閲覧注意。

新しいスピーカーを装着したところ。

内張りを元に戻す前にスナップフィットが鉄板側に残ってないか確認。残ってたら内張り側に付けないと絶対はまらない。そこでラジオペンチの出番がやってきた。

全作業時間は休み休みやって2時間半

では、試聴ドライブに出発。

比較のため、イコライザはじめ電子設定は初期値に戻した。エイジング済み製品なので、いきなりヴォリュームレヴェルを上げる。今まではレヴェル20以上はただガチャガチャ鳴ってるだけだった。アフターは解像感と豊かな表現力を保ったまま幾らでも大きくできる。クラシック、ポップス、ロック、ヘヴィメタ、歌謡曲、アニソン、民族音楽などあらゆるジャンルの音楽を再生して確認。約3時間のドライブでレヴェル25〜35が最も聴きやすいという結論に達した。カーナビ内蔵アンプでここまで鳴らせるとは戦慄した。高音が聴こえないのは加齢の所為じゃなかった。