かごぼん具'

おでかけにっき

暑い街、館林でうどんを熱く語るぜ

こんにちは。太陽光線がぎらりぎらりと照りつける真夏のとある日。突然、ザルいっぱいの盛りうどんを食べたくなって群馬県館林市を訪問しました。
IMG_2850
館林は国内有数の小麦の産地として知られ、かの日清製粉の創業地であり、地場産の小麦を活かしたうどんの名店が多く存在します。館林の肥沃な黒土で栽培される小麦は品質が良く「日本のチェルノーゼム」を自称していますが、近年は猛暑日の代名詞としてのほうが有名な気がしないでもありません。


つくばから一般道で2時間ほどのドライブ。
国道354号線から通り3本ほど入った住宅地の中の「まるなかうどん」に到着。
IMG_2852
民家風というか、外観は完全に民家。幟や暖簾が無かったら気づかず通り過ぎてしまいそう。玄関で靴を脱いで座敷に上がります。他にお客さんは居ません。一番乗りかな。しばらくすると老婦人が2人やってきて、通な注文をしていました。

ブロガーが注文したのは天もり並み。
IMG_2848

IMG_2849
ざるうどんに季節の野菜と海老の天ぷらがついて750円とリズナーブル。もっちりとしたグルテンの弾力と澱粉の甘味が絶妙のハーモニーを奏で、それでいてのど越しの滑らかさも完ぺきな素晴らしいうどん。つゆは甘め。パリッと揚げたての天ぷらがアクセントとなっています。大変美味しゅうございました。

並み盛りを頼んだのはハシゴする気満々だったからです。
市役所方面へ5分ほど走ったところに2軒目「うどん本丸」館林うどんビルの1階。
IMG_2859
ちょうど正午で混み始めてきたところでしたが、運良く窓際の座敷に通されました。やはり、うどんは座敷で食べるのが美味さ倍増です。

ここで注文したのはなまず天ぷらうどん。
IMG_2855
館林近辺は沼地が多く、なまずが獲れるんでしょうね、たぶん。

なまずは川魚らしく淡泊であっさりした味。シソを刻んで味噌と練り合わせて揚げた紫蘇だんごは珍味。
IMG_2857
うどんはよく茹でられていて、のど越しを追及したような滑らかさが印象的でした。

3軒目へ向かう前に分福茶釜で有名な茂林寺を見学しました。
DSC_9591
茂林寺は境内に狸の置物が並んでる曹洞宗の寺院です。

何故かアロハルックの狸
DSC_9552

ハイビスカスの花をまとった茶釜
DSC_9579
ミスマッチすぎて適切な感想を思いつきません。

こわい…
DSC_9577

DSC_9573

すでに満腹中枢が悲鳴をあげてるので、腹ごなしに運動する目的もあったのですが、20分程度のウォーキングぐらいでは効果なく、結局食べる気にならず断念。ハシゴ3軒はイケると思ってたのですけれども・・・
お楽しみは次回にとっておきます。

では、いいうどん旅を。アデュー!