かごぼん具'

おでかけにっき

カブツーリング

別宅に保管してあるカブを1エリアの自宅へ持って来るツーリングを実行。

1日目

6:41大宮発かがやき501号金沢行きに乗車。早速駅弁を広げる。朝から肉々しすぎた。

食べ終わる頃には高崎を過ぎて、右手に榛名山が見えていた。速過ぎ!

トンネル抜けて軽井沢。浅間山から噴煙が立ち昇っている。

長野〜新潟はトンネルが多く電波も薄いのでもっぱら文庫本を読んだり、居眠りして過ごした。富山平野へ出ると約15分で富山駅。かがやきは次の新高岡には停まらないので、富山で一旦降りて、次発のつるぎ709号に乗換え。つるぎは富山~金沢の3駅を行き来しているシャトルタイプの列車。富山から新高岡は8分で着く。新高岡駅を降りて、外の券売機で城端線の切符を購入。20分程で下りの普通列車が来た。などと紆余曲折あって10時前には別宅のシャックに居た。やっぱり北陸新幹線は速い。

CQ World Wide WPX Contest CWが始まっているが、このコンテストはいつもモチベーションが上がらない。ナンバーがシリアルのコンテストは集中力を削られる。明日のことを考えるとコンテストにあまりエネルギーは割けない。午前中はカブの洗車。50ccも引っ張り出して洗った。埃だけなら放置しておいたのだけど、ツバメの巣が上に出来ていてフンまみれになっていたからだ。農機具保管スペースに入ってこないよう簾で仕切ってあるのだが、今年は隙間を通り抜ける賢い個体がいるらしい。夜に15m QRPでOHとQSOして足跡残し。

2日目

南砺スーパー農道、中部広域農道、新川スーパー農道を駆使して朝日町まで行った。おかげで出発から2時間半が経過しても、まだ富山県を出てなかった。今日中に着けるのだろうか。などと心配も杞憂だった。国道8号に入るとハイペースで糸魚川入り。

昔「銭形 糸魚川店」だった「あげ藤」殿の暖簾をくぐり、6人掛けテーブルの座敷席を占領。日曜のお昼時とは思えないガラガラっぷりに戦慄。ロースとんかつ定食を注文。

銭形時代は1200円だった記憶がある。20年経って300円高なら良心的。美味しかったが、残り3切れで満腹中枢が悲鳴を上げ始めた。根性出して完食。齢をとると小食になって遺憾。

ピカ○ュウ腹をさすりながら、バイク様にもお昼ご飯レギュラー2.1リットル。糸魚川からR148で白馬村へ行く。シーサイドバレー行くところの信号を過ぎてから栂池高原の下辺りまで前にも後ろにも車が全く居なかった。白馬村で脇道にそれて休憩。八方尾根の存在感。

雲がなければ、尾根の両側に五竜岳と白馬岳が見える筈。八方尾根は夏も冬もよく来た。唐松岳は此処から登る。夏はゲレンデの中腹まで車で登れる。そこから通年営業のリフト2本を乗り継ぐと、八方池山荘に着く。健脚なら其処から2時間で唐松山荘まで登れる。冬はスキー。午前はリーゼングラートを滑走し、午後はスカイラインコースが定番だった。手前の栂池高原や隣の岩岳及びフォーティーセブンには目もくれず八方尾根一択が冬の正しい遊び方。オリンピック前の酷道148号線時代に富山から八方尾根日帰りやってもへっちゃらで翌日仕事に行っていた。スキーも10年以上やってないな。

白馬からオリンピック道路を通って長野へ向かう。山の中にこんな高規格道路があったとはビックリ。道の駅おがわでトイレ休憩&水分補給。R19に接続するトンネルと犀川に架かる橋だけが有料区間。125cc以下20円だった。R19の旧道で長野市内へアプローチ。時間があるので、前から見たかった真光寺ループ橋を偵察。オリンピック道路が出来る前の白馬~長野は、R406か戸隠バードラインが定番ルートだった。善光寺の後ろの山を下りてくる風光明媚な有料道路だったらしい。今はもう無い。大規模地滑りで道路が埋まって寸断された。代わりに整備されたのが浅川ループライン。高低差60mを360°ループ+半円2つで駆け登るループ橋マニアの聖地。

途中に油田の跡があった。

2往復して、油田跡も見られて満足した。宿へ向かおう。

15:30長野駅近くのビジネスホテルにチェックイン。ホテルの部屋で日記を書いていたらMacBook Airが突然シャットダウン。内蔵バッテリーもうあかんらしい。ひと晩くらいなら大丈夫と思ってACアダプタ持って来なかった。iPhoneで書き直す気力は残ってない*1ので、Macを閉じて入浴。夕食は長野駅ビルの商業施設MIDORIの中の信州蕎麦専門店「草笛」殿でざるそばを注文。蕎麦は好んで食べるほうではないのだが、長野と言えば蕎麦かなと思って。

ホテルに戻って大河ドラマを見て9時に就寝。244km

3日目

からしとしと雨模様。宿のプランは朝食付きにした。最上階の展望レストランで和洋折衷バイキング方式。昨日のとんかつで胃腸に負担をかけたので、油料理は極力避けて野菜と魚をメインに取り分けた。

7:40チェックアウト。できるだけ曲がり角の少ないルートで長野市街地を脱出。雨が降っていて視界不良。天気が好ければJAXAの新パラボラやノースライト聖地を巡る予定だったがALLキャンセル。R18を粛々と高崎方面へ走るだけ。小諸で給油した以外は停まらなかった。軽井沢辺りは気温15℃ぐらいしかなく、寒過ぎてお腹が冷える。

高崎からR17。高崎BP、深谷BP~熊谷BPは快適だった。工事中の鴻巣BPが開通すれば圏央道桶川北本ICを経て上尾道路に接続し、無料の第二関越道が出来上がるらしい。13:45帰宅。昨日より走ったと思ったが201kmぽっちだった。全行程は462km。平均時速36kmとして、走りっ放しで13時間かかる計算になる。一日で走り切るのは若い頃なら朝5時に出れば出来たかもしれないが、老体にはもう無理ね。

*1:このエントリーは帰宅してサルベージ。