かごぼん具'

おでかけにっき

法隆寺・暗峠

今日も朝っぱらからお出掛け。R24をひたすら南下。木津川市に入ると路面ウェット。奈良市内で一瞬パラッと降られた。イオンモール大和郡山の角の交差点を右折して県道9号を道なりに進む。ルートは昨日調べて頭の中にたたき込んだ。法輪寺へ行くようにして曲がって、裏道を駆使して8時すぎに法隆寺に着いた。有料駐車場はバイク100円。

法隆寺は初めて来た。世界最古の木造建築にして寺自体が世界遺産。国宝もどっさり。最近、コロナ禍で拝観料収入が激減して、不足する維持管理費をクラファンで募ったら目標額2000万円のところ1億5千万円も集まったと話題になった。先ずは国宝南大門がお出迎え。

真っすぐ進むと西院伽藍中門。

実は有料は西院伽藍の内部、大宝蔵院、東院伽藍だけであとは無料で拝観できる。せっかくなので西院伽藍入口で共通券を購入1500円。早朝の枯山水整備の最中に入れたのはラッキーだった。

中から見える建物ぜんぶ国宝。

中でも五重の塔は法隆寺の象徴として圧倒的な存在感を放つ。金堂は御本尊の仏像が安置されたパワースポット。正岡子規が好物の柿を食べながら聞いた鐘の音源の鐘楼があるのも西院伽藍である(たぶん)。もっとゆっくり観たかったが、南大門方向から100人程の団体さんが来るのが見えたのでマキが入った。

大宝蔵院はお宝展示館。

仏像を始め様々な文化財が整然と陳列してあった。百済観音堂を挟んで西と東に分かれていた。幼少期の聖徳太子を描いた掛け軸は有り難みが深い。東院伽藍は400m位離れた場所にある。途中一般道を2ヶ所横断する。

東院伽藍の目玉は夢殿。

壱万円紙幣(C号券)の透かしに描かれていた建物。聖徳太子を供養するための殿堂である。

最後に西のはずれにある西円堂を拝観。行基が建てたと伝わる国宝。

八角形をしたお堂には薬師如来様があった。仏様をぎょうさん拝観してありがたい気分になったので珍しく記念品を購入。五重の塔のクリアファイルにした。法隆寺の茶封筒に入れてくれた。封筒のほうが貴重や!

次の目的地へ向けて出発。R25を西進、R168に入って北上。R308に入るといきなり急坂。生駒山地と西側の山塊に挟まれた谷が斜面の上のほうまでほとんど住宅地になっているのは驚いた。日本離れしている。登坂はほぼ2速で行けたが、4ヶ所程1速でないと登れない斜度に遭遇。酷道とはよく言ったものだ。暗峠に到着。石畳国道を見たかったのだ。

レーサーレプリカで来てる人がいた。あんな前傾姿勢のバイクで怖くないのだろうか。尤もわたしも大型しかなかったらそれで来ていたであろ。だが途中で停まりたくないな。カブでよかった。来た道を戻る。2速のエンジンブレーキでも物理的限界までスピードが出る。前後ブレーキ併用しないとエンジンが壊れそうな音を奏でる。暗峠を自転車で登る人がいるとかどんだけ体力あり余ってんだ。

あとはR168をひたすら北上してR1BP(第二京阪の下)で京都へ戻ってきた。帰宅してまだ午前中だった。88km

駐輪料 100円
拝観料 1500円
クリアファイル 350円
飲料 140円
ガソリン代 429円