かごぼん具'

おでかけにっき

明日香村

明日香村へ行ってきた。カブで。

石舞台古墳

拝観料300円のところ、JAF会員証提示で250円

元は前円後方墳だったが上部盛土が失われて残った石室を石舞台古墳と呼んでいる。


中に入れる。

内部

側壁となる石を先に埋めておいて、蓋石を乗せてから中の土を掘り出したらしい。1400年前に人力で総重量2300トンの石室を作った人類の叡知を知れるパワースポット。と言ったら言い過ぎか。

全景

近くの丘から見下ろせる。この場所は無料。古墳を眺めながらお弁当も食べられる。桜の季節はカップルやファミリーでごった返すだろう。

酒船石

万葉文化館の駐輪場から徒歩5分。竹林の中に唐突に現れた。

明日香村奇岩群の中でも群を抜いて怪しい酒船石の特徴は表面に刻まれた幾何学模様。

いつ誰が何のために造ったのか一切不明。側の案内板には「酒をしぼる槽とも、あるいは油や薬をつくるための道具とも」の記載があった。他には占いの道具や宇宙船の設計図や奴隷薬の調合器などのトンデモ説まであり、人間の想像力を試される場所と言えよう。

近くにある亀形石造物は観なかった。石舞台で共通拝観券を買い求めなかったため、先々で入場料が必要と判ったが後の祭り。尤も酒船石しか興味が無かったとも。

奥明日香天空展望台

尾根にへばりつくような秘境集落の頂点に位置する神社の境内が展望台になっている。

備付けの双眼鏡であべのハルカスが見えた。直線距離38km

登る労力の割には眺望の満足感はいまいちだった。

カブに跨がって来た道を逆トレースして帰路についた。帰り道、近鉄飛鳥駅前を通ったらレンタルサイクルの看板があちこちにあった。こんな起伏に富んだ広大な観光地を自転車で巡るとか体力幾らあっても足らへんわ。原付が最強。