かごぼん具'

おでかけにっき

ビワ一

琵琶湖一周してきた。カブで。

朝、思いついた。一周120kmの筈だから*1ドアtoドア5時間あれば回って来られるな。

朝7時に出て12時に帰宅するつもりだったがなんだかんだで8時出発。無計画ツーリングとは得てしてそういうものである。

宇治川(瀬田川)沿いに北上して唐橋で対岸へ渡って左回りルートを選択。順調だが交通量が多すぎる。湖畔沿いの園地の駐車場はどこも満車で芝生に大型テントがずらり。密を避けて密になってるパターンや。長命寺町からメインルートを離れ、雑木林の中の細道を往く。

沖島

ほとんど走りっぱなしだったのに1時間50分で3分の1走ったかどうかってところ。冷静に考えれば気がつくレヴェルなんだが、初ビワ一にテンション上がってて微塵も疑問に思わなかった。ちょっと寒くなってきてカッパ上着を着た。

11時、木之本で給油。

ついでに余呉湖を見たくなった。

湖畔に横付け。ふと横を見ると野外食事中のファミリーと目が合った。気まずくなって、写真2、3枚撮っただけで離脱。出るときに湖に繋がっている川をみると、水が流れ込んでいた。え?三方を山に囲まれて、唯一開けてる側にある川が流れ込んでいたら水位上がるだけじゃんか。なんだこの不思議な湖。余呉湖は琵琶湖と同じ断層湖でかつては琵琶湖の一部だったらしい。南側が隆起して分離したのなら川は北側へ流れ出る筈。なのに実際は逆。意味が解らない。

さて、行程の60%を走っているのにまだ気がつかない。トリップメーターも時計も無いバイクなので走りながら進捗管理できないんだよね。そもそも総距離を80km少なく思い込んでいるのが致命的。そのうえ奥琵琶湖パークウェイも行こうとしていたが、入る道を見落としたのは不幸中の幸い。湖西は高規格道路を通らず湖畔の道をチョイス。

首がつらくなってきて休憩

水辺に下りてみた。

砂じゃなくて礫なのね。これが砂になるくらいの波は立たないし、その前に湖が北西へ移動するから、これから陸地になっていく湖東に比べて湖西に砂浜は出来にくい(持論)。

時計を見たら正午すぎ。流石に真相に気づいた。しかし、来てしまったものはしょうがない。ひたすら走るだけである。今日も堅田周辺の酷い渋滞に参加。浜大津の渋滞も常軌を逸していた。自分を機械だと思ってストップ・アンド・ゴー。復路も瀬田川に沿って走る。結局瀬田川沿いのクネクネ道がいちばん楽しかった。ビワ一は苦行でしかなかった。バイクでもしんどいのに自転車で走るなんて無理やわ。

15:20帰宅。267km、メシ抜き。

*1:と思ってた。実際はショートで160km、フルで200km。ちなみに120kmは霞ヶ浦