かごぼん具'

おでかけにっき

自転車で琵琶湖を見てきた。

9月最後の週末に走るのは決めていた。
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GPSロガーは途中からセットしたのでラップの数字は出鱈目。

往路 40.5km

宇治橋から右岸を遡って天ヶ瀬ダム手前の橋を渡っていこうと思ったら工事通行止め
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令和4年開通予定、その頃は引っ越しているかもしれないな。

戻る途中にあった木製の吊り橋
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新しすぎて風情が無い。

府道3号線に出てプチクライム。前を走っていたローディーがあっという間に見えなくなった。ダム湖畔沿いに出ると道はほぼフラット。木陰のクネクネ道をひたすら漕ぐ。途中道に迷いかけたりしたがダムから18.5km程で山が薄くなってきた。ここまで来たら進むしかない。だが、常に車の脅威との戦いでまったく楽しくない。さらに突然の暴風雨。堪らず雨宿り。などと紆余曲折あってバイクタイム2時間で大津港到着。
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目の前は琵琶湖
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左に写る高層マンションの場所に、かつて、びわ湖温泉紅葉パラダイスというレジャーランドがあった。子供の頃の家族旅行で来て、ワニがいるジャングル風呂に大興奮し、弟と一緒に一日中はしゃぎ回っていた。大人になって車を運転できるようになったら絶対再訪すると誓ったのをン十年ぶりに思い出した。

さて、琵琶湖が構造湖というのは周知の事実だが、具体的な成因について素人レヴェルで解説してみる。300万年前のフィリピン海プレートの方向転換が引きがね。中央構造線の南側が西へずれ動くのに引っ張られて北側にはシワがよってくる。近畿地方に山と盆地が交互にあるのは大地のシワ。山と平地の境界線にも断層が出来る。いまの鈴鹿山脈と山城山塊に挟まれた盆地に水溜まりが出来た。南ほど圧縮率が高い=シワになりやすいため、低いほうへと湖が移動していった結果、いつかの時点で水の出口が塞がれて現在の大きさになった。

復路 20.5km

平地を40キロ巡航できる程の強脚なら迷わず国1を強行突破するのだろうが、チキンなので迷わず小関越えを選択。大津港から登って、東横インの交差点を右折して旧東海道に入る。峠の入口には何も標識が無く、本当に合っているのか何度もスマフォのマップを確認した。勾配9%位までは漕いでいたけれど、早々に諦めて足を着いた。交通量がほとんど無いので自転車押して歩いても邪魔にならない。今日の行程で唯一ほっと出来た。
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京都側も急坂。峠を下りてきてアウターリングに変速しようとしたら、左のSTIレバー外側がぴくりとも動かず内側レバーはスカスカ。故障した(3年ぶり2回目)。フロントディレイラーがインナーリングで固定。アウターで動かなくなるよりはマシか。道順など判らないので兎に角下っているほうを選んでひたすら下っているうちに国1(の側道)に出た。四ノ宮交差点を左折して道なりに真っすぐ。時々登り坂が現れたけれど、自然地形が下りのため然程苦にはならなかった。苦と言えば、自転車専用通行帯が突然終わって、車と壁の狭いスペースを縫うように走らなければならないのは苦行。木幡の7-11でポカリとパンを買い食い。あとちょっと走ればゴールなのに、こんなところで道草とかもう正常な思考能力がなくなっている。
浪速ともあれ、無事帰宅。
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バイクタイム 3:16
ディスタンス 61.6km
アヴェレージ 18.8km/h
マックス 44.3km/h
天候 曇り一時雨
気温 26℃