昨年6月頃にDPZで知ってから見たいと思っていた地質標本館を見学。実は10月頃に訪れたのだが休館日とは知らず、おまけに車で入ろうとして難儀な目に遭った*1ため、今日は徒歩*2で入場。フリーパス。
一見図書館みたいに見えますが、これが地質標本館
入場無料 9:30〜16:30 月曜休館
ちょうど山口県の地質特集をやっていた。日本列島が大陸の一部だった頃の太古の地層から火成岩やらその他色々な岩石がてんこ盛りに混ざってる地質のデパート山口県、はい次。ジュラ紀の褶曲層実物大レプリカや糸魚川‐静岡構造線活断層のはぎ取り標本や平安時代に起きた貞観地震の際の津波が運んできた堆積物が仙台の海岸から見つかったよ地層モデルとか、宝石みたいな鉱物が整然と陳列してあって興奮する。
お目当てのやつ
日本列島の立体模型に様々な地質図を投影できるプロジェクションマップ。手元のパソコンで見学者が操作できる。これは太平洋プレートが運んできた付加体でできた地質を投影している。中央構造線南側の山地はだいたい付加体でできている*3。こないだブラタモリの四万十川でも付加体にふれていた。これがそうか。
動く立体地図
箱根の地下構造。反対側は富士山の地下も観られた。
地質研究者の情熱が伝わってくる。岩石、鉱物、化石、火山、断層、海洋資源などなど情報量が多すぎてとても一日では見切れない。