所用で2りんかんに行って買い物を済ませて1階へ下りてきたところ、1階の黄色い帽子のカー用品店の店頭デモに足を止めた。コンフォートタイヤを3メーカー比較したパネル。BS レグノGR-XT、ダンロップビューロVE303、横浜 アドバンdB V552の3つ。交換するなら、昨年暮れに8年ぶりぐらいでモデルチェンジしたアドバンdBしかないと思っていた。店員さんを呼び止めて購入を検討している旨を伝えた。サイズを確認してきて1本の値段を電卓で提示されたので、4本セット組み換え込み総額では?と聞き直したら109K円・・・うーん、高すぎる。昔乗っていたスポーツカーにレグノGR-9000履かせたとき総額10万だったか。ここで値切りのキラーワードを思い出した。
今日買うって言ったらもっと安くなりますか?と聞いたところ、眼鏡の奥がキラッと光った。店長に確認しますので少々お待ちを。工賃(組み換え、バランス)、廃タイヤ処分料、窒素ガス、ハブ防錆処理込み支払い総額91045円。一本分ぐらい値切れて満足した。端数も切ってもらって即決。窒素ガスは一度試してみたいと思っていたので切らなかった。来店すればいつでも無料で充填してくれると言うし。パンク時セット交換補償は2回勧められたが断った。タイヤ交換の必要性を春からずっと考えていたのと、希望銘柄が決まっていて在庫があったのと、店員さんの接客好感度が良かったので決めた。純正装着タイヤのヨコハマ dB E70は45943km走行。山は残っていたがヘヴィウェット路面は走りたくないなと感じる程度には減っていた。
1時間後作業完了。ナットを一本一本トルクレンチで締めるのを立会。イグニッション。走り出して先ず感じたのはステアリングが軽くなった。電動パワステなのに体感できるほど違うということは転がり抵抗は相当減っている。また、恐ろしく静かになった。オーディオOFF、ロードノイズは全く聞こえない。パターンノイズがわずかに聞こえるが不快に感じる周波数成分ではない。無視できる。氷の上を滑るがごとく走っていく。なんだこれは。窒素ガスの効果もあるだろうけど、もっと早く替えておくんだった。