前日の夕方に大阪港を発ったフェリーは明け方には日向灘を南下中。
都井岬が見えるとのアナウンスがあり上甲板に出てみた。
久しぶりの陸地にはやる心
志布志湾に入った。
太平洋側でもこんなに凪になる日があるんだ。
志布志港のフェリーターミナル
自衛隊の皆さん。
土木作業機械ということは施設科か。災害派遣かな。ご苦労様です。
10時すぎに上陸。バイクで九州初上陸。これで本土すべて制覇。国道220号を少し走って給油。これで今日はガソリンの心配せんでもいいな。最初の目的地までばびゅんと。
海沿いのクネクネ道と小さな町を過ぎたら高規格道路をパワークライム。
着いた。
受付で名前と住所を書いて通行証を受け取り入場。
JAXA内之浦ロケットセンター
日本のケープカナベラルといえば内之浦であろ。はやぶさはM-V型ロケットによって内之浦から打ち上げられたのだ。
山頂まで登って来られる。
山の斜面を有効活用しすぎているため、文明の利器に頼らないと移動もままならない。
暑い。
JAXA版スペースコロニー
子供の頃読んだ科学雑誌ではドーナツ型と円筒型がスペースコロニーの代名詞であったが、そこまでの規模だとファンタジーの域を出ないので、矢張りこれくらいが実現可能だろうか。現実はもっと厳しいが。
宇宙食自販機
ロケットセンターを後にして、R448を南下。海辺の断崖をダイナミックに駆け登っていく高規格道路。なんて好い道なんだ。山中に入ってからも性格は変わらず適度なアップダウンを伴いながら気持ちの良い曲率のコーナーが連続する。北海道かよ。
県道68号線との交差点でルートチェック。Google Mapsだと68号のほうが16分遅い検索結果。遅いということは曲がりくねってるということだな。行き帰りで違う道走ったほうが面白いという持論。海側の国道は帰りに通るので県道を選択。
そのおかげで見られた斬新な鯉のぼりの上げ方。
崖の上から下へロープを張り、無数の鯉を青空に泳がせている。
県道566号線。道端の植生が日本離れしてきた。手持ちのツーリングマップル九州沖縄2002年4月版では佐多岬ロードパークウェイという有料道路になっている。乗用車はここでシャトルバスに乗り換え、バイクは最終地点まで行ける。
着いた。
本土最南端、佐多岬
開聞岳も見える。
本土最南端の岬を訪れた。それを証明するような記念品は無い。だから良い。本土の端っこはあと最西端*1だけ行ってないな。
さて、ゆっくりもしていられない。根占15時発のフェリーに乗って薩摩半島へ渡らなければいけない。というかあと30分で?無理でしょ。諦めてのんびり走ったが、次の便まで1時間半待った。
指宿温泉の指宿海上ホテル殿に宿泊。バイクは屋根のある場所に置かせてもらえた。海の見える4人部屋を1人で貸し切り。広過ぎて落ち着かない。20畳はあろうかと思われる展望浴場も入ってから出るまで誰も来なかった。幾ら月曜前とはいえゴールデンウィークにこんな静かなのはおかしい。大量キャンセルでもあったのか?