こんにちは。四万十川、長良川、柿田川が日本三大清流と言われて久しいこの頃。四万十川、長良川が雨水の集まった川であるのに対し、柿田川の水源はほぼ１００％湧き水。富士山の伏流水が唐突に湧き出してそのまま川になっています。存在は中学生の頃に知ったのですが、今日やっと訪れる機会を得ました。
箱根から国道１号線を下って三島に入って暫く走ると、左側に森のような柿田川湧水公園が見えてきます。高速の場合、東名沼津インターから来ますと右折で入らなければならず危ないので、伊豆縦貫道を利用して東側からアプローチするのが無難です。手前に駐車場があります。バイクは無料。
鰻
まずは腹ごしらえ。柿田川湧水公園から三島市街へ向かって歩くこと約20分、ツーリングマップルにも載っている鰻店「元祖うなよし」殿でうな丼を食べますよ。３年ぶり２回目のリピーター。シラスウナギの漁獲量が激減して、成魚であるウナギの価格にも影響が表れてる昨今。暖簾をくぐるまではお品書きのいちばん上いっとく気満々でしたが、あまりの高値にビビって１コ下を注文してしまいました。
うな丼 上
はみ出てますっ＞＜
どーん
うまうま
「元祖うなよし」殿には広い駐車場がありますのでバイクで行っても良かったのですが、実は歩いてきたのは三島市街の湧水も観ておこうと思ったからです。錦鯉が泳いでる用水があるらしいんですが、リサーチなしの思いつきで行ったので見つけられませんでした。次回の課題ということで、いい食後の運動になりました。
柿田川湧水
一般観光客向けに展望台２ヶ所と木道が整備されています。まずは上流の第一展望台から。
川底の砂地から水が勢い良く湧いています。
スチルだとよく分かりませんね。動画で観るべき。
藻に囲まれた中心の丸い砂地が湧水点です。
第二展望台
真ん中のオーバーハングから下を覗き込むと、直径5m位の土管の底から湧いてます。
透明度が高すぎて意味が分かりません。
流れ出る水から湧水量の多さを伺い知れます。
きれい
下流の木道沿いにもいろいろ湧いてます。
水辺に下りられないジレンマも湧いてきます。
にゃんこ仔にゃんこ
おや？対岸にＢＢＱしてる人たちが。
行ってみましょう。
水辺の茶店で都会の雑踏を忘れてくつろぐ
上流側を回って歩きます。
国道１号線の真下からいきなり川が始まってます。
住宅街を10分程歩くと「茶房 柿田川」殿につきました。ＢＢＱで貸切かと思ったのですが、一般客として入れました。
アイスコーヒーと柿田川
対岸に公園の木道が見えます。
地球から湧き出たばかりの新鮮なミネラルウォーターだけでできた柿田川
川のせせらぎを聞きながら読書でもして一日過ごしたい。
上流側
奥の構造物っぽいのは、上水道施設の取水口です。
水辺におりて手を入れてみますと冷たっ
思わず指が五本になるくらい冷たいんですけど。
というわけで、昨日は房総、今日は伊豆と、土日で９００ｋｍ走った五月のとある週末でした。
アデュー！
参考にした先達ブログ
「東京から近すぎる日本三大清流！富士の伏流水で水遊び」メレンゲが腐るほど恋したい
