こんにちは。9月の最初の三連休に東北さ行ってきました。
食欲の秋!食べた走った東北ドライブ1400キロ・前編からの続きです。
3日目
ホテルの駐車場に停めた車の側まで来ると、隣の車が曲芸的パフォーマンスを魅せてました。
4ドア車はドア長短いからいいかもしれんけど、横の3ドア車はいったいどうしろと。結局、助手席側から入りました。まぁよくあることです。
山形自動車道を南下。天気悪いからどこにも寄らず写真も撮らず黙々と車を走らせます。約2時間半後、山形県米沢市に到着。
松ヶ岬公園のおまつり広場という名の公共駐車場に停めて上杉神社へ向かう途中、お濠に群生している蓮の花を激写。
何気なく撮った写真ですけど、flickerで初めてスターが付きました。
上杉神社は米沢城の跡地にあります。米沢と言えば、戦国大名の伊達政宗公生誕の地にして、江戸時代は上杉景勝公から続く上杉家が代々治めた地。2009年の大河ドラマ「天地人」で一躍有名になった感があります。
上杉謙信公
謙信は米沢には居城してませんが…
上杉景勝公と重臣の直江兼続公
腕組みしてる漢が景勝、愛の兜を携えたのが兼続
米沢藩第九代藩主 上杉鷹山公
鷹山といえば、あの名言
成せば成る、なさねば成らぬ何事も
成らぬは人のなさぬなりけり
何事もやれば出来る。出来ないと言う人はやらないから出来ないのだ。(意訳)
危機的状況に陥っていた米沢藩の財政を建て直した御仁の言葉は説得力があります。
濠を覗くと、やばい数の鯉の大群が、鳩にエサをねだってました。
写真ではよく分かりませんが、カラー鯉の他はすべてブラック鯉がひしめきあってます。ここに写ってるだけで百匹は下らないでしょう。まるで会津百二十万石から米沢三十万石に減封されても家臣を誰一人解雇することなく全員米沢に連れていって財政難に苦しんだ上杉家を象徴するかの如くあっぷあっぷしています。
米沢市上杉博物館
入館料400円のところ、JAF会員証提示で320円
上杉博物館の見どころは、織田信長が上杉謙信に贈ったとされる金ピカ屏風、国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」に尽きます。展示されてるのはレプリカらしいですけど、本物も博物館が所有しています。ミニシアターでは、擬人化した愛の兜視線での戦国武将の甲冑解説。天地人サントラ収録曲がふんだんに使われていて見ごたえがありました。
さ・て・と、米沢に来て米沢牛を食べずに帰れますかってーの。お店は「登起波分店 登」殿
サーロインステーキ8000円・・・はやめといて、牛鍋定食 肉大盛り2900円を注文。
お一人様用鉄鍋にすき焼きの具が煮えてます。
溶いた生卵に絡めて食べるもよし
ご飯に乗っけて牛丼風で食べるもよし
ホワイトバランス合わせると味気ない写真になりますね。
ぜいたくなお昼ごはんで満足して、つくばまで帰りましたとさ。それにしても天気悪かった。青空を見たのは2日目の早朝だけで、あとぜんぶ雨か曇りでした。雨70:曇29:晴1ぐらいの比率。バイクで来てたらバイク嫌いになってた自信あります。