かごぼん具'

おでかけにっき

ここ14年でブロガーを通り過ぎていった10台のデジカメたち

初めてデジタルカメラを買って15年目の今年、いままでブロガーが使ったデジカメ10台(コンデジ9台&一眼レフ1台)を思い出の写真をまじえてリメンバーします。※ほとんど自分用メモ

ソニー cyber-shot DSC-F2 (1997〜1999)

  • 1/3in.CCD・35万画素・単焦点(パンフォーカス)・内蔵4MB

 とにかくバッテリーライフが短かった。実質1時間も使えなかったが、この頃のデジカメはおもちゃでしかなかったので、まったく気にしてなかった。写真は、デジタルデータとしては残っていない。

サンヨー DSC-SX150 (2000〜2002)


 荻窪圭氏の伝説のレヴュー記事にリスペクトされて買った。高速オートブラケットが重宝した。単3×2ニッケル水素電池のバッテリーライフが短く、気温が低い季節は気がついたら使えなくなってることも多かった。この頃は銀塩がメインで、デジカメはおもちゃの延長でしかなかったので、少々の欠点は気にしてなかった。光学ファインダーが傾いてたのもご愛嬌。総撮影枚数486枚
 写真は、岐阜県郡上郡明方村と大野郡荘川村の堺にある山中峠からの眺望。左に乗鞍岳、右に御岳山が見える。オフロードバイクはブロガーが乗ってきたもの。

サンヨー DSC-MZ3 (2003)

  • 1/1.8in.CCD・200万画素・光学3倍ズーム・CF


 200万画素とは思えないリアルな解像感、Macユーザー御用達高品質QuickTimeムービー、驚異的バッテリーライフを兼ね備えた玄人向けデジタルスチルカメラ。しかし、酷使したせいか1年に2回壊れた。サンヨーのサポートに話が通じなくて失望したっけ。総撮影枚数2098枚
 写真は、北海道富良野 ファーム富田のラベンダー畑

ニコン COOLPIX 3700 (2004)

  • 1/2.7in.CCD・320万画素・光学3倍ズーム・SD


 常時携帯できるコンパクト機が欲しいと思っていたとき、ニコン初のSDメモリ機が出たのであまり考えず買った。全く邪魔にならないコンパクトボデーに、片手ですべての操作が可能なインターフェースを備え、光学ファインダーまで付いてたパッケージングは特筆に値する。そのうえ、ニッコールレンズが値段以上の仕事をしてくれて良かった。総撮影枚数3092枚
 写真は、北海道支笏湖畔 恵庭岳の稜線に沈む夕陽

リコー Caplio GX (2005)

  • 1/1.8in.CCD・513万画素・光学3倍ズーム・SD


 銀塩コンパクト機のGR1Vから乗り換えた。かなり味のある写真が撮れる反面、カメラ任せで撮ってると失敗が多くストレス溜まった。思うように使いこなせなくて嫌になり8ヶ月でドナドナ。総撮影枚数1037枚
 写真は、北海道襟裳岬から太平洋を望む 晴れてる襟裳岬は珍しいかな。

パナソニック LUMIX DMC-LX1 (2005〜2008)

  • 1/1.65in.CCD・840万画素・光学4倍ズーム・SD


 スペックを見た瞬間買うしかない衝動に突き動かされて速攻ゲット。アスペクト比16:9の撮像素子を搭載した世界初の量産デジカメ。あらゆるインターフェースが過剰なくらい親切設計。カメラ任せで撮っても、破たんのない絵が大量生産できる。コンデジ9台の中でベストを選ぶとしたら迷わずLX1を挙げる。総撮影枚数4115枚
 写真は、北海道樽前山 日本海まで見えそうな晴天でした。

オリンパス μ795SW (2007)

  • 1/2.33in.CCD・710万画素・光学3倍ズーム・10m防水・xDピクチャカード


 防水・防塵・防寒・耐衝撃コンパクトデジタルスチルカメラの分野を切り開いた製品。夜景には強かったが、デイライトのオートホワイトバランスが感性に合わなかった。しかも、密閉ズームのくせにレンズユニット内にダストが入り込むという低品質が許せず5ヶ月でドナドナ。総撮影枚数543枚
 写真は、札幌市大通公園ホワイトイルミネーション 北海道行きすぎですか行きすぎですね。

富士フイルム FinePix F100fd (2008)

  • 1/1.6in.スーパーCCDハニカムHR VIII・1200万画素・光学5倍ズーム・xDピクチャカード or SDHC


 人間の目に近い写真を撮れる。写真全体としては素晴らしく美しい。けれども、素材として切り抜く場合はもれなく萎える。特に電線とか直線で極細の被写体における描写性能が低すぎて笑うしかない。クロームで風景撮ってる分には申し分ないんだけど。あと、インターフェースが複雑。露出補正ぐらい一発でできるようにしてほしかった。光学メーカーなのに。総撮影枚数1222枚
 写真は、東京にある六義園の紅葉

ニコン D700 (2009〜)

  • フルサイズCMOS・1210万画素・一眼レフ・CF


 コンデジから数えること4年、ついに一眼レフもデジタルに移行。手持ちのレンズ資産を活かすことを考えるとこれ一択。わたしにとって一眼レフとは、高性能望遠レンズと高速連写の組み合わせで動く被写体を撮影するため不可欠な道具。ちなみに銀塩時代はF4を使ってた。総撮影枚数8948枚
 写真は、2009年エアフェスタ浜松にて、米空軍アクロバットチーム・サンダーバーズによる曲芸飛行。小雨が降る中の撮影

キヤノン PowerShot S90 (2009〜)

  • 1/1.7in.CCD・1040万画素・光学3倍ズーム・SDXC


 マイカメラライフ初のキヤノン。敢えて画素数を減らして1撮像素子当たりの受光面積を増やしてダイナミックレンジを拡大して良い絵を撮ろうじゃないか的製品。絞りリング的位置に回して使うインターフェースがあるが、意識していないとその存在を忘れてしまう。また、背面ホイールのレスポンスが良すぎて、ちょっと触っただけで設定が変わってしまう。ここ3年ほど頻繁に買い替え過ぎていたので、2年ぐらい使ってみようと思ってる。総撮影枚数1929枚
 写真は、静岡県御前崎灯台近くで撮影。腐食した金属の質感がリアル。

と言いつつ、いまコンデジを買い替えるとしたら…

いつカッとなってもいいよう、マメに情報収集してます。

2011.4.23 DSC-SX150の写真追加