かごぼん具'

おでかけにっき

アンテナを巡るツーリング中国地方編・其丿貳

朝から雨。7時半すぎ出発、晴れてれば大山麓のワインディングを半周したかったのだが、雨なので粛々と西へ向かっ・・・た筈なんだが、月曜朝の渋滞に翻弄され、なかなか市街地を抜けられず辟易した。

R9BPを走っていると左前方の120m程の山の頂きにタワー4本立ってるのが見えた。無線のためにそこまでやる?
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主はCQ誌のLow Band DX'ingの担当ライターでもあらせられるOM殿。いちばん上の50MHz 13エレパラレルが豆粒のように小さい。ご自宅は麓の民家の筈だがアポ無しなので訪問はしなかった。

R9BPとか山陰道を駆使してひたすら西へ進む。縁結びの神様、出雲大社などは参拝するわけが無い。雨の中をひたすら走る苦行。11時半頃にドライブイン日本海に着いた。稼働しているうどん・そばの自販機があることで一部のマニアに有名。330円を投入して肉うどんを購入。
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後から来た人がいきなり法華経を唱え始めて戦慄した。益田からR9を離れR191へ。交通量激減。海沿いの快走路を粛々と走る。雨は本降りではないが、時々パラッとくる。カッパはまだ脱げないな。萩、長門と通過してようやくK275の分岐。長かった。

14:25 角島展望台到着。*1
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今回のツーリングで唯一とも言える観光地。大山行かなくてこの時刻なら、行ってたら無理だったな。バイクを収めての写真は路肩が傾きすぎていて心もとないのでやめといた。いちおう島にも渡った。

ここからR435を山口まで堪能。満足した。

16:20 本日の宿「湯田温泉 プラザホテル寿」殿に到着
玄関脇の屋根がある場所に駐輪させてもらった。天然温泉で旅の疲れを癒やす。源泉72℃の割にぬるい。以前道後温泉に入ったときも思ったのだが、西日本はぬるいのが好まれるのだろうか。

17:55 夕食を摂りに外出。
「暖家」という洋食メニューが出ていたお店に入ったら、おされな居酒屋だった。山口の地酒獺祭1合を注文。旅に出ると呑みたくなる。
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シーザーサラダとオムライスを追加注文。美味しかったがヴォリュームがあり過ぎておなかぱんぱん。肉料理にすれば良かったかな。

本日の走行距離432km
高速代1390円

*1:写ってる女性は自撮りに夢中になってて、早くどいて欲しかったので、お写真撮りましょうか?とお声がけしたが訝しげに遠慮され、移動する気配もなかったのでこうなった。

アンテナを巡るツーリング中国地方編・其丿壹

真夏の太陽が照りつける9月上旬に中国地方を走ってきた。中国地方を選んだのは、バイクで島根県が未踏だったのと、山口県岡山県も通過しただけだったので、ぜんぶ行っておかんなんやろ思て。

走行ルート概略(実績)
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中国地方は3泊4日

ついでに関西に1泊して、未踏の和歌山県奈良県も巡った。
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1日目

2年ぶりのロングツーリング。メイン目的は無線のアンテナ巡り。観光地は行かない予定。初日は鳥取県米子市まで移動。以前、鳥取市まで一日で行ったことがあるので心配することは何もない。机上の計算では800km

04:05 起床
05:01 出発
常磐道~首都高6号~C1内回り~3号~東名~新東名
渋滞には全く遭わなかったが、都心を通過するときと御殿場JC辺りでにわか雨に降られた。

08:15 新東名浜松SAで給油
順調すぎて時刻が嘘っぽい。新東名全線走破
伊勢湾岸道新名神名神
伊勢湾岸と新名神が直結していて凄まじく時間短縮した気がする。
計画では大津SAで昼食だったけど、11時前に通過。京都東IC付近でパラッと降られる。
高槻JCから新名神へ。

11:11 新名神宝塚北SAで給油
ついでにライダーにもチャージ。
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葉っぱに包まれたにぎり飯*1はなかなかうまかった。やや足りなかったのではらみ串を追加。

ここから米子まで約190km。順調過ぎて14時台に到着してしまう気がしたため、帰りに寄る予定だった岡山県勝田郡勝央町のBIG GUNを偵察することにした。しかし、中国道に入って10分程で雨が降ってきた。太陽が見えてるのに雨が降る怪奇現象。雨雲を探したが見当たらない。30分程様子を見てたが、雨足が強くなってきたためPAに入ってカッパ装備。

13:07 勝央IC出場
ひと山越えて、林が途切れたところにストビュー通りのアンテナファームがあった。
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詳細省略。

13:40 勝央IC入場
眠気を覚ますために妄想を脳内爆発しすぎて米子道への分岐を見落とした。(゚ー゚;
北房ICで下りて、R313で戻ってきて落合ICから乗り直してようやく米子道へ入れた。

15:38 米子IC出場
16:00 宿到着
昨晩、詳細地図を作ったときに頭に入ってしまったので脳ナビだけで来られた。さすがおれぐふぐふ
米子ニューアーバンホテル殿。屋根付きバイク置き場だけで決めた。

夕食は宿近くの「トイズ キッチンカフェ」殿で豚生姜焼き定食をぺろり。疲れたときは肉。

本日の走行距離 884km
2012年8月にたたき出した867kmを上回って一日最長レコード交信、更新。
高速代 12250円+首都高

*1:後日、めはり寿司というのだと知った。

真夏のつくばをモスモス

8月にチャリ漕いだのは2年ぶり。暑いので北筑波をベースになるべくアップダウンの少ないルートを構築。今までに無い細長い軌跡を描いた。
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今回は夏特有の気象現象に遭遇。公文書分館の横辺りで頬に水滴を感じた。
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写真左から右へ風が吹いており、このまま進めば雨雲の下に入るのは明白。スマホなど水に濡れたら困る物を手持ちのジップロックに収納し突撃。

10分後、堪らず雨やどり。
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直接雨粒が当たらないというだけで、びしょ濡れになることは変わりない。

15分後、雨足が弱まり前方の空が明るくなってきたので出発。
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デジタルカメラは防水型のFinePix XP70なのでノープロブレム。

雨でモチベーション吹き飛んでしまい、惰性で漕いで終了。
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午後は自転車整備に勤しんだ。

アンテナをめぐるツーリング'19

4:55出発、目的地は静岡県静岡市
首都高経由にしたかったが、4:25時点でC1外回り谷町JCT事故通行止めだとう。嫌々圏央道経由で行くことにした。圏央道の何が嫌かって、八王子JCTの万年渋滞に他ならない。よりによって中央道の万年渋滞ポイントに接続しているため渋滞の最後尾が圏央道にまで伸びてきてるのだ。理論上は追越車線は流れる筈だが、追越車線を走行車線として使ってる車はギリギリまで追越車線に留まってから左側の渋滞に割り込むため、車線をふさいで渋滞が始まるのだろう。まったく迷惑な話だ。あきる野ICを過ぎて2コ目のトンネル入口からノロノロ運転が始まった。嘘でしょ、まだ6時前だよ。八王子JCTを過ぎたらローリングスタート。新東名伊勢原JCTって、出来たんだ。遠回りになるので行かない。大体、圏央道に東名と新東名と小田原厚木道路トラフィックを分散させるキャパシティなんかあるわけがない。渋滞の名所が1コ増えるだけだ。海老名から秦野中井まで長い駐車場。新東名は全線120キロ区間かの如く爆速で流れていた。120巡航は体力的にちと厳しい。

8:38第一目的地に着いた。
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今年初のツーリング目的はやっぱり無線なんだね、すっごーい。こちらは東海地方を代表するコンテストクラブ。趣味のために人里離れた山奥にタワー何本も建ててしまう情熱がすごい。

来た道を戻って高速には乗らずR1BPを利用。路肩の気温計は33℃。まだ9時台だぞ。高架の高規格道路をスイスイ走っていたら突然渋滞。事故かと思ったら信号だった。なんで自動車専用道に信号があるの?海沿いに出てR52に入って、北上して新東名を1区間利用。西富士道路のド渋滞に翻弄され、3回ぐらい道を間違え、富士市の某所にやっとたどりついた。

11:30第二目的地に着いた。
しかし、鎖が掛かっていて見ること叶わず。端っこのタワーが木陰の間からチラッ見えた。樹木が邪魔でバンドは推測できず。

富士山の裾野のR469を一寸走ってから下界へ。新東名に乗って長泉沼津を過ぎた辺りで鉛色の空が低くなってきたと思ったら突然大粒の雨がバチバチと降ってきた。急いで御殿場JCTを駆け抜けて雨雲を躱して足柄SAにピットイン、SIC出場。県道78号線足柄峠越え。あちこちに金太郎の看板が掲げられている。道は急峻なつづら折り。夜はドリフト族のサーキットになってるようだ。

13:04第三目的地に着いた。
が、入る道を間違えて下りてしまったが上り直す気力も無かったので下から見上げた。
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ここはGoogleのストビューで予め見ていた所為か、感動はなかった。真下まで行ければよかったのだろうけど、大型オンロードバイクではあまり行きたくない隘路だった*1

大井松田から東名に戻り、中井PAにピットイン。食堂が空いていたのでトレイを持ってうどんコーナーに並んだとき異変に気付いた。店員が番号を読み上げている。食券制なのか?前のカップルはトレイも持たず突っ立ってるだけで後ろがつかえてるのにも気付いていない。会話の端からたぶんわたしと同じ悩みを抱えているらしい。どういうシステムなんだ。辺りを見回しても食券機の類いが無い。意味が解らない。やーめた。トレイを戻して退場。外でソフトクリームprpr

来た道を戻る途中で再び八王子JCTの洗礼を浴び、横風強い圏央道機械的に走って11時間698kmポカリ2本、三ツ矢サイダー1本、塩ライチ缶1本、ソフトクリーム1個、昼飯抜きの荒行を終えた。

*1:アンテナをめぐるためにオフロードバイクに乗り換えようかなー。

夏のつくばをモスモス

タイヤ交換後の初ライドは北筑波。
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1ヶ月半ぶりの所為か、20kmすぎで足が終わった。

コンビニで冷たいお菓子チャージ
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今回初めての物がもうひとつ。写真に写ってるサングラスを新調した。前に使っていたのは元々は20年程前スキー用に買ったのだが、一昨年暮れの転倒でフレームにひびが入ってしまい、それでも騙し騙し使っていたのだけど、ついにポッキリ折れてしまい観念して新しいのを購入した。

新しいタイヤはよく転がる。勝手に転がっていくような錯覚を感じる。錯覚を。

折り返して向かい風になった。平沢官衙の坂は下りなのに漕がないと進まない。ただでさえ終わってる足で何も考えず自動的に濃ぎ続けて疲労が蓄積。もう50キロぐらい走ってるよう気がしてサイコンの表示を距離に切り替えた。まだ38kmだった。心の中からポキッと音が聞こえた。

あとジャージも新調した。
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憧れのバレット製品

バイク様のリヤタイヤ交換

バイク様のリヤタイヤを4年2ヶ月ぶりに交換した。通算10本目(純正装着タイヤ含む)。交換前と同じ銘柄METZELER ROADTEC Z8Mインタラクトにした。R1100Rのタイヤは後輪のほうが寿命が長い。前輪が平均18000kmしか持たないのに対し、後輪は平均22000km持つ。今回は20066km持った。昔、値段の安いMICHELINに浮気したことがあったが、常に荷重入力しないとコーナー出口でアンダーが出る特性が身体に合わず、以降METZELERばかり履いている。コーナーの出口見てスロットル開ければ勝手に曲がっていく。ロングツーリング終盤の集中力が切れてるときに何も考えなくても曲がる特性はありがたい。矢張りドイツ車にはドイツのタイヤが合う。中国資本だけど。
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自転車のタイヤ交換

前回交換したのはMICHELIN Pro4 SCで2014年3月のこと。
ホイールを替えるかタイヤを替えるか迷っていたが、こんな損耗を見てしまったらタイヤ替えるしかない。
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走行距離は3117kmだった。

今回選んだのはContinental GrandPrix 5000
軽自動車のタイヤより高価な自転車のタイヤ。
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スポーツバイクショップで「勝手に転がるタイヤ」と薦められて即決。フランスタイヤからドイツタイヤにチェンジ。

回転方向があるので組付けは慎重に。

近所を20分程試走した限りでは、謳い文句に納得。転がり抵抗が軽減されたのは感じる。ペダルが軽くなったという程ではないが。個人的にはタイヤを替えた喜びもさることながら、ホイール替えるかタイヤ替えるかで悩まなくてよくなったほうが大きい。